「赤ワイン的な、ほどよいボディ感」
ドミニカの豆の、前回はウォッシュドでしたが、今回はワイニーナチュラル。
ドミニカもレアですが、ワイニーナチュラルもこれまたレアです。
ワイニーと名が付くからにはナチュラルとは違うのですが、この豆の場合はほどよく日陰にしてナチュラルよりも長い期間干すことで、より発酵を進めているようです。
さて、お味の方は。
ほどよく感じられるワイン感。
もちろんワインではないですが、ワインと言われれば確かに「こてっ」とした感じのワイン感。
ここではコーヒーチェリーの果実感が濃縮されているからにはやっぱり、白ワインではなく赤ワインな感じの、ほどよく「どしっ」としたボディ感。
中~深め焙煎では、ワイン感に加えて、少し時間が経ってから、甘い系の果実のフルーティさがじわりと出てきます。
深めでは若干の焦げ感と苦味も。
浅め焙煎では、ワイン感は少しソフトになり、その上で軽い酸味とのコラボ。
酸味の度合いは焙煎の時にお好みの感じに調整したいところ。
それ以外の旨味の特徴があまり感じられなかったのは、少し残念。
時にはナチュラル系のどっしりした味わいのコーヒーも飲んで、アクセントを入れてみるのもいいのではないでしょうか。
コメントをお書きください