「明るくはじける甘酸っぱさ」
アフリカの中東部、タンザニア。
北東部のキリマンジャロ山周辺でつくられた豆はいわゆる「キリマンジャロ」ですが、この豆は西部のキゴマというところでつくられた豆。
味としては、明るくはじけるような甘酸っぱさが印象的です。
浅め焙煎ではその甘酸っぱさがしっかりと出ていて、深め焙煎でもまだ十分に残っています。
この「甘酸っぱい」と感じる味は、いわゆる柑橘系と呼ばれるものとも少し違っているように思われ、これまであまり味わったことのないものです。
で、これがどうやら「青りんご」とか「りんご」などと表現される味のようで。
深め焙煎ではそこまで深くないわりに苦味がしっかりと立っている印象で、青りんご感とのコラボもいい感じです。
浅め焙煎では青りんご感と酸味とが相まってか、明るいジューシーさを出している感じかと。
(「ジューシーさ」という表現も時々使われますが、「こんな感じのことをいうんだろうな」という感じです)
焙煎の幅が広く、浅め好きも深め好きも楽しめる豆ではないかと。
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