「つかめそうで、つかみきれない」
セラミック焙煎を始めてからそれなりの回数を焙煎してきたつもりなのですが、掴めていない部分もまだまだあるような気がします。
講座で、同じような火力で同じように焙煎器を振って頂いていても、思った以上に一方の方は早く仕上がり、他方の方は遅めに仕上がることがあります。
今回も基本的には同じような感じでして頂いているのですが、仕上がりまでの時間に意外と差がありました。
だいたい当ては付けているつもりなのですが、証明する手段がなく、観察、推定、確信だけがモノを言いそうです。
同じ2ハゼで止めるとしても、それまでの数分間、どのような感じで火が入ったかによって、焙煎豆の仕上がりもコーヒーの味も異なります。
豆の種類によっても感じが違います。
つかめそうでつかめきれない、悟ったようで悟りきれない、直径13cmほどのそんな焙煎器と、ときどき向き合う。
そしてこの焙煎器の名前のように、「なんとなく」な技の「匠」を目指してみる。
そんなコーヒーライフは、いかがでしょうか。
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