新たなコーヒー豆を取り扱い始めましたのでご紹介します。
「東ティモール レテフォ」
東ティモールはインドネシアの東の端のその先です。
その東ティモールの最高峰を望む山の中腹で育てられた豆。
浅めの焙煎から深めの焙煎まで、果実系の甘さのあるコクが特徴です。
中煎りでは、いい意味で酸味と苦味がほぼない中で甘味がグッと全面に出てきて、
深めの焙煎では、その甘味に加えてスッと消えていくキレのある苦味も感じられ、そのコラボが秀逸です。
味の数が多いほどうまく組み合わされれば、より美味しさを感じるのかもしれません。
コーヒー豆は熱帯地域の高地で寒暖差を活用して栽培されることが多くこの豆の場合も同様ですが、加えて、かつてのサンゴ礁等の石灰岩が隆起してできた山のその土壌が、この豆の特徴である甘味を育んでいるようです。宮古島の豆も甘味も琉球石灰岩の土壌が育んでいる?ように(感想には個人差があります)。
また栽培では木と木の間に穴を掘って家畜の糞や落ち葉などの有機物を入れて堆肥とするという「マチクラツキ」のような農法を使い、無農薬無化学肥料の有機で栽培されているとのこと。
いろいろな栽培方法があります。
苦味の「キレ」と甘味の「コク」が感じられるコーヒー。
そんな、ビールの謳い文句のようなコーヒーはいかがでしょうか。
コメントをお書きください