一昨日に引き続き、基礎講座の最後の2つは、「コーヒーの歴史」と「オリジナル・マイブレンド」。
コーヒーの歴史では、コーヒーがどこで生まれ、どのように世界に広がったのか、日本ではどう広がっていったのか、などについてお話しします。
コーヒーの歴史を知っても、飲むコーヒーと関係ないかもしれません。
でも、単に年号と出来事を暗記しまくる学校の歴史とは異なり、本当の歴史にはストーリーがあります。
また、コーヒーの歴史は単にコーヒーの歴史ではなく、国際政治の歴史であり、国際経済の歴史でもあります。
それらは一見、目の前の一杯のコーヒーとまったく関係がないかのように見え、おおいに関係しています。
そうなると、世界を見る目が変わるかもしれません。
実習では、世界のコーヒー飲み比べ。
お好きな豆を選んで飲み比べて頂きます。
コピルアクとはさすがにいきませんが、ブルーマウンテンやハワイコナを含め、お好きな豆を自由に選んで頂きます。
今回は、ブルマン、ハワイコナ、トラジャ、モカの4種類。
(僕が受講したときも、ブルマン、ハワイコナは真っ先に選びました)
味の違いがよく分からないという方でも、飲み比べれば違いがあるのがよく分かります。同時に飲み比べるというのは、とても貴重な体験です。
そしてその流れで、次は「オリジナルマイブレンド」なコーヒーづくり。
自分にとっての究極のコーヒーを自分でつくる。
先ほどの飲み比べの経験を踏まえ、いろんな豆をブレンドしていきます。
「なにをどう混ぜたらいいか分からない」という部分についてはサポートさせて頂きます。
これまでの講座で、豆選び、煎り方、挽き方、淹れ方の基本理論を学んで頂きましたので、それらの知識を総動員して、ご自身でブレンドした豆で実践する総仕上げです。
そしで引き出した味。
なぜそのような味になったのかを、推測をもとに、コーヒーを飲みながらああだこうだと解説させて頂きます。
基礎講座をひと通り受けて頂いたら、自分で焙煎するにしても、焙煎豆を買うにしても、何をどう見てどうしたらいいのかをご理解頂けます。
受講前とは、見えている世界が大きく違っていて、コーヒーの楽しみ方が全然違ってくると思いますよ。
コーヒーの楽しみ方をぐっと広げたい方の受講をお待ちしております。
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